ndtm50の日記

ブログ5年目に突入!

2017-01-01から1年間の記事一覧

米国株上昇の要因について

金融市場は堅調な地合いが続いています。 その大きな要因は米国株が好調なことにあると思います。 米国株が好調な理由は、低インフレ率からFRBによる利上げスピードがゆっくりになっているためと思います。 現状のインフレ率を”正確に”説明できないことか…

アベノミクスの限界

衆議院議員選挙は、結局、安倍政権への信認に終わりました。 過去5年弱の間、経済の良好な状態が続き株価が高値で推移している一方で、野党は対抗策を打ち出せず、アベノミクスの細かい点にケチつけているだけなので、当然の結果といえると思います。 さて、…

売るリスク

日本株は歴史的な連騰が続くなど、好調に推移しています。 いろいろ解説されていますが、株価上昇の理由は①中国、アメリカ市場主導で世界的に資産価格が上昇していたのに対し日本株の出遅れ感が高まっていたこと、②日本銀行のETF買いの残高が今年春ぐらいか…

日本企業のもう一つのリスク

昨日、中国の経済規模がすでにアメリカを15%超も上回っているという話をしました。 そして、経済成長率が中国の方が大幅に高いことを考えると、アメリカが再び逆転する可能性は極めて低くなった思います。 また、(最近の北朝鮮情勢でもわかるように)核の…

日本人が目を背け続ける深刻な事実

日本ではアメリカを経済No.1の国とし、自らをも経済大国の一員として語られることが多いと思います。 その最大の根拠は名目GDPでみた経済規模が、米国が世界で断トツに大きく、日本も中国について第3位の規模にあることです。 【2016年の名目GDPランキング…

「経常収支赤字は問題ない」との説明はデタラメ。通商問題はこれから

アメリカにとって北朝鮮問題の優先順位が上がり、中国に通商面で譲歩して北朝鮮問題で協力を得ようとしていることから、このところアメリカ政府の貿易問題に対するトーンが沈静しているように思います。 しかし、貿易問題(アメリカ・ファースト)はトランプ…

経済分析をもとにした少し長い相場の話

ゴールデンウィークに個人的に相場の話をする機会がありました。 ヤマトの配達員に象徴されるように雇用不足が高まっているので、今後はインフレ率が高まるのではないかと話したら、インフレ率が上がると企業収益も良くなるので株価も上がるだろうと、うれし…

投資カレンダー

今年の初めに自分の投資用にカレンダーを作っていたことを思い出しました。 前回はオリンピックが決まった直後に作ったのですが、だいぶ予定と変わっていたので久しぶりに更新したものです。 参考になるかもしれませんので載せておきます。 2017.2 米大統領…

誰も書かない「ポートフォリオ」の正しい構築方法

昨日「普段はあまりポートフォリオというものを意識しない」と書きましたが、正確にはポートフォリオは【全く】意識しません。 理由は、ポートフォリオ理論が現実離れして使い物にならない理論だからです。 (現実離れしていることを理解した上であれば参考…

ポートフォリオ

普段はあまりポートフォリオというものを意識しないのですが、時間があったので整理してみました。 たまたま昨年末のデータも残っていたのでその比較も記録しておきます。 2016/12 2017/4 現金(FXの担保も含む) 33.5% 50.5% 日本株 61.3% 43.6% 1部銘…

映画『チア☆ダン』に感動!

もともとケチな性格なので株主優待を無駄にしないように年間結構な数の映画を見ていますが、昨日見た『チア☆ダン』は文句なくここ数年間で1番の映画でした。 いつものテーマの投資とは直接関係あるわけではないのですが、映画のメッセージは会社経営には関…

アマゾンに発展を妨げられる日本経済

25年間にもわたる失政を当然のように受け入れてきた日本では違和感があるかもしれませんが、歴史上ほとんどの経済社会で供給力が経済発展の制約となっています。 そして前回のブログに書いたように労働力のひっ迫が日本経済の発展に弊害を与える可能性が高ま…

アベノミクス終わりの始まり

2012年末から4年以上続いてきたアベノミクス相場ですが、とうとう終わりを意識すべきタイミングが来たので書き留めておこうと思います。 (1)アベノミクスが機能した核心 そもそもアベノミクスとは? ですが、 3本の矢で表現されています。 【アベノミク…