ndtm50の日記

ブログ5年目に突入!

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

見るだけ話すだけでは相場は変わらない

先週末から緊急会合を開いて市場の動向を注視って、日本の政治家・役人は見ることと話すことしかできないようですね。躊躇なくっていうのは言葉だけで、実際には躊躇しまくっていますが、現在の市場の動きが投機的、急激な変動ではないというのでしょうか。 …

英国のEU離脱が経済へ与える効果

イギリスの国民投票でのEU離脱派勝利を受けて、イギリス経済が今年度後半から失速するとの予想が増えているようです。 しかし、この手の政治的な理由での予想があたったものを見た記憶はあまりありません。 むしろ、ポンドが急落していますから、イギリス経…

日本の市場解説はおかしな話ばかり

昨日のブログで「素直な心で現実をよく見る」ということを書きました。 その例を1つ。 先週までの大幅な株価下落は、英国のユーロ離脱問題によるリスクオフが原因とされています。 しかし、5月末から先週末までの株価の騰落率をみると、 英FTSE指数:▲3.4%…

汚れきった人ほど「素直な心」を強調する

引き続き、日本経済新聞の大機小機からの話題です。 本日の大機小機は、隅田川氏の「素直な心で考える経済政策」でした。 趣旨は、難しい議論を横に置き「素直な心」で政策を評価したらどうかということでした。 例として以下の3つがあげられています。 ・…

「財政赤字の本質」論にみる日本経済低迷の背景

2016年6月16日の日本経済新聞の大機小機に「政府債務の本質」というコラムが掲載された。 この程度の内容で「本質」として大手新聞に掲載されるのが日本経済の長期低迷をもたらした「本質」だと思えてならない。 コラムの要旨は以下のとおりである。 (1)…

日米同盟は本当に日本のためになっているか

今年に入ってからの円高が株価・景気に悪影響が明確であることから、政府・日銀は為替介入をしたくてうずうずしていますが、できずにいます。(但し、先日書いたとおり、本当はできないわけではありません。) その理由はアメリカに反対されているからです。…

6/16の金融政策について

既にいろいろなコメントが出ていますが、いまのまま行って、どのように考えたら2%のインフレが実現できるのだろう。政策の一貫性、これまでの説明との整合性、経済学の論理的帰結、まともに考えたら緩和しかないです。 やはり財務省出身の黒田総裁も嘘つき…